犬に留守番を任せる為にできる配慮は?
2019年10月30日
犬が留守番する際、留守番する時間を穏やかな気持ちで過ごさせてあげることが大切です。心にも体にも良い影響を与えることができ、ストレスをあまり感じさせないためにいくつかポイントがあります。留守番する前と帰宅した後の犬の感情の上下を避けるため、出かける前の10分間ぐらいと帰ってからの10分間について、飼い主は過度に相手をしなかったり、少し気配を薄くする工夫をすると良いでしょう。気配を薄くするのはなかなか難しいので、退屈しないで留守番するのに便利なアイテムがいろいろあります。
例えば食べ物を中に入れ、遊びながら食べ物を出すことができるおもちゃがおすすめです。おもちゃにはいろいろな種類があり、遊びながら食べ物を出すことができるので退屈せず一人で過ごすことができるでしょう。ケージの中にいれておくなら、一緒にいくつかおもちゃを入れておくと静かに遊んでくれます。安全性の高いおもちゃが多いので、安心して出かけることが可能です。日頃からケージの中では過ごさずリビングなどで寝ている場合、イタズラされる可能性があるので事前に片付けておくなど工夫が必要です。触ると危ないものはきちんと片付けておいたり、壊されると困るものは整理して、安全性の高い環境にしておくことが重要です。
帰宅した時、犬は興奮状態にあることが多く、飼い主が更に興奮させてしまうことが多くあります。中には粗相をしてしまう子もいるので、あまり興奮させないようにしましょう。飼い主がいない間、何かイタズラしたりトイレを失敗する子は多いです。手足をずっと舐めている子もいますが、それは飼い主が留守にしていることよるストレスや不安からの行動という可能性があります。よく、犬がおしっこをして嫌がらせをすると言う飼い主がいますが、これは嫌がらせというよりストレスや不安などが関係しています。
基本的に犬は飼い主に対して嫌がらせをするという、複雑な脳構造にはなっていません。留守中においていろいろな問題行動が見られる場合、犬にとって留守番している状態がかなりストレスであることがあげられるでしょう。ストレスや不安などが影響して、普段と異なる行動が起きてしまうことになります。犬の問題行動に悩んでいるなら一人で悩まず、ドッグトレーナーや動物病院などに相談してみるのも良いでしょう。犬の不安な気持ちを解消することによって、一人できちんと留守番できる子になってくれます。